ひとさじの砂糖とうたかたの日々の泡

一匙の砂糖に似たささやかな幸せや、 取るに足らない日々の泡の記録。

東京御洒落探訪。

東京旅行2日目。

妹は東京に恋人がいるので月1くらいで上京しているのですが、私はスカイツリーが出来た時に夫と来て以来なので実に3年振り。
しかもスカイツリーには赴かず。だって混んでたし。

という訳で東京散策は「姉の回りたい店を巡る旅」というコンセプトに決定。
ネットで散々見てるような御洒落なショップを巡りたい!という私の物欲のままにプランニングしてもらいました。
吉祥寺〜渋谷〜原宿〜浅草、というなかなかの移動距離。
というかこの節操のなさ。流石私。
目的の店が各地点ほぼ1店舗というのがまたプランナー泣かせだったと思います。
本当に申し訳ありませんでした。

※以下からは回ったお店の記録や、購入したものをただただ嬉しがって載せているだけの記事ですので、悪しからず。

 

ミッフィールームを満喫したのち、本日案内をして下さる妹の恋人さんとの待ち合わせのため、まず吉祥寺駅へ。
吉祥寺では妹がいつも行っている古着屋さんに連れて行ってもらうのが一番の目的だったのですが、私の好きそうなお店がいっぱいあるよーとのことであらかじめ検索して「ここ!」となったお店にも連れて行ってもらいました。

それが『cinq
http://www.cinq-design.com


最早御洒落雑貨好きには説明の必要がないほど有名な雑貨店。
国内外のキッチン雑貨を中心に、北欧雑貨やデザイン性の高い日用品を販売されています。
決して広いお店ではないですが、見るものが多すぎて1件目にして早くもテンションマックス。

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お店をぐるんぐるんして選んだのがこちらの3点。

  • REDECKER社のはたき
  • MERCHANT&MILLSの糸切りばさみ
  • cinqオリジナルのピンクッション

REDECKERのはたきはずっと欲しかったものの、これ1点買うためだけに通販もなぁ……と思ってたので丁度良かった!
何もかも形から入る性分なので、これでお掃除も楽しく!
帰宅して翌日即使用してみましたが、思ったより羽根の部分が丈夫で安心しました。
雑貨を色々と飾ってるのでその周辺の掃除が捗りそう。

MERCHANT&MILLSというブランドは初めて知ったのですが、イギリスはウェールズのブランドだそうです。
パッケージに書かれたままの、非常にシャープなデザインのはさみで一目惚れ。
針やお裁縫道具セットもとてもスタイリッシュでした。

ピンクッションははさみのついでに。
菫の花が好きなのでついつい。


そこから古着屋さんに向かう間、あっちへうろうろこっちへうろうろ。
確かに雑貨好きには天国のような場所でした、吉祥寺。

CHECK&STRIPE』は神戸にもあるのに吸い込まれるように立ち寄り、marcheをしてますよーと案内をされて気づけばこの有様。

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何もここで買わずとも!という内容の買い物ですが、でもこういうのが楽しかったりするのでまぁ良いや。
ボタンは吉祥寺アトレの中にある『orne le marche』で購入したものです。
手芸用品が50%offになっていたのでここぞとばかりにボタンを購入。
ボタン好きなんですよね、ボタン。

ボタンといえば『CUBE』という映画で、空腹を紛らわせるためにそれぞれ皆飴のようにして舐めていたのを毎回思い出します。
唾液が分泌されて喉の渇きもマシになるし、満腹中枢も刺激されるんだとか。
久々にまた見ようかな。


そんな話はさて置き。
吉祥寺で一番の目的地、『zootie』へ。

www.zootie-styling.com

妹御用達のお店で、話を聞く度「良いなぁ、行きたいなぁ」と思いを募らせていたのですが、想像以上に素敵なお店でした!
古着屋さん、というよりヴィンテージショップ、と呼ぶのが正しい雰囲気。
だからと言って目玉の飛び出るような価格でもないので、安心して商品を見せてもらえます。

また店主さんが素敵な方で。
商品1点1点について、素材や特性の話だけではなく、その時代のファッションにまつわる背景や、その商品がどんな流れで誕生したかということまで事細かに教えて下さるのです。
こういう『ものにまつわる物語好き』な私としては、まさに垂涎のお店。
近くにあればなぁ……。
妹は前回から悩んでいた赤のトレンチコートを購入していました。形が綺麗で似合ってた!


存分に後ろ髪を引かれながら、次は渋谷に移動。
東京によく来ていた頃と比べて駅前の景色が変わりすぎていて、最早渋谷なのかどうかも解らないレベルでした。あんなんだったっけかな……。

お次の目的地はこちら、『H&F BELX』。

hfbelx.co.jp

ネットで話題になっていて気になっていたお店。
紅茶も珈琲も大好きで家にいると飲み続けてしまうのですが、通っているアロママッサージサロンの担当者さんに「あんまりカフェイン取り続けるのは良くないよ……」と言われていて、ルイボスティーでも飲もうかなぁと考えていたところに出会いました。

ノンカフェインやハーブティーという要素にも惹かれましたが、何よりもまず、

ガラスタンブラーが可愛い!!!

新しいものにすぐ飛びつく癖、劇的に飽きっぽい私ですが、それなりの年数生きてきて新しい習慣を始める際の自分なりの継続の方法は解っていて。
それが「使用する時に面倒くさくないか」と「眺めていて幸せかどうか」の2点。
この2点をクリアすると、大体続きます。あくまでも大体。

「使用する時に面倒くさくないか」というのは、劇的に飽きっぽいと同時に、劇的に面倒くさがりなので最重要項目。
「可愛いけど使用方法が面倒……」となると、段々使わなくなって、ただ目を楽しませるだけのものになること請け合い。
このガラスタンブラーの場合は、

  • 食洗機OK
  • 水出し可能
  • 水の注ぎ足し可能
  • 途中で茶葉を取り出す手間なし

というのが私の中で魅力的すぎました。

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キャップと底部分、茶漉し部分が全て外れるようになっていて丸ごと洗えるようになっています。
本体は耐熱ガラス、キャップと底、茶漉しはステンレスなので食洗機も使用可能。

今回お店で教えてもらうまで知らなかったのですが、ルイボスティーは水に触れ続けても渋くならないそうで、茶漉し部分に茶葉を入れればあとはほったらかしでOK。
おまけに茶葉を入れっぱなしにしていると、飲み切ってしまった際に水を注ぎ足すことでお代わりが出来ます、とのこと。
ほんまかいな、と思ってこれ実際家でやってみました。
1度飲み切ってもう1回フルに水を入れて飲んでみましたが、確かに出がらし感はありませんでした。
ただ、普段から珈琲紅茶を愛飲している方からすれば、1杯目から「味薄い?ほんとに出てる?」って感じにはなるかもしれません。
この辺はそもそもルイボスティーハーブティーに対する好みもありますかね。

付属のカバーを付けるとこんな感じ。

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カラーバリエーションがかなり沢山あるので、その辺を選ぶのも楽しみのひとつ。
結構分厚いので、ホットティー淹れたタンブラーを入れていても充分持てます。

ただ、ガラスだけにやっぱり結構重量はあります。
で、ガラスなので勿論衝撃には弱いです。
なので持ち運び前提の方はその辺留意された方が良いと思います。
荷物重いのストレスになりますしね……。
私は基本的に自宅で使用する目的で購入したので、その辺りはネックにはなりませんでした。

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お店で「アールグレイが好きです」と言ったら、『ハニーブッシュティー』を勧められました。
確かに華やかな香りで美味しい。リラックスできる感じ。
オンラインショップの説明を見ると茶葉1パック(2.5g)で1.5リットル抽出できます、とあるので大きい方のタンブラー(550ml)3杯分くらいですね。

まだあと1杯飲めたのか!!(2杯で終了してた)

渋谷ヒカリエ店で接客して下さった店員さんがめちゃくちゃ面白い方で、話がちょう弾みました。
また会いに行こう。